■全日本少年少女武道錬成大会について…。
2回戦まで、「基本判定試合」と「1分間の1本勝負」で勝敗が決まる大
会です。勝者の決定は基本判定試合・1本勝負の勝者数・総本数の順によ
り決定します。同数・同本数の際は基本判定試合で勝ったチームが勝ちと
なり、3回戦から3本勝負となります。
【基本判定試合の判定基準】は下記のようになります。
●総合評価の着眼点
①剣道具・剣道着・袴の着装ができているか。
②正しい蹲踞ができているか。
③竹刀の持ち方は正しいか。(左・右 打ち手になっているか。)
④しっかりと手首(刃筋)を返し、伸び伸びと大きな切り返しが
できているか。
⑤切り返しや技を出すとき、左こぶしが左右に動いていないか。
⑥応じ技を2本以上入れているか。
⑦その技は正しく動作しているか。
●切り返しの留意点
①竹刀の振り方は正しいか。
②足の運びは正しいか。(退き足が歩み足にならないか。)
③左右面を打つ角度が約45度になっているか。
④「正面打ち」のとき一足一刀の間合から打っているか。
⑤竹刀の打突部で打突部位を正しく打っているか。
⑥「左右面打ち」のとき左こぶしが正中線を通り相手の見える所まで
あがっているか。
⑦「正面打ち」のとき両腕が自然に伸び左こぶしが中心(みぞおち)
に納まっているか。
⑧最後まで気合と体勢が崩れないか。
●打ち込み稽古の留意点
①足さばきは正しいか。
②技に適した足さばきができているか。
③間合取りが適切か。
④技が正確(気剣体一致)であるか。
⑤最後まで気合と体勢が崩れないか。
⑥残心がなされているか。